現象が起こっている
2012-05-21更新断熱材は、そのための材料です。熱を伝えにくい材質で、熱の遮断・保温に用いるのが 断熱材です。そこで、もっとも高い断熱効果を発揮する断熱材ははたして何なのか、とい う問題が提起されます。と、同時に、いくら効果の高い断熱材を用いても、家というのは つねに風にさらされているため、少しでも隙間があれば、断熱壁をバイパスし、冬の冷た い空気や夏の暑い空気が隙間風として家のなかに入ってきます。これでは、せっかくの断 熱材もその断熱効果を十分に発揮することができません. 「気密」という言葉を同じく「広辞苑』で引くと「気体を通さぬこと。気体に対して密閉 されていること」と記されています。つまり、高気密の家とは、隙間風が入ってこないよ うな状態の家を指すのです。 ところが、日本の伝統的な家のつくりは、さきの「徒然草』の例のように、開口部を思 い切り広く取り、風通しがよくできているのが特徴です。現代住宅の開口部といえば、窓 を連想しますが、平安時代の頃は窓がないほど開放的でした。当時の代表的な神殿づくり は、柱と柱のあいだがすべて開口部です。